ゴールデンウィークのうちの1日にこどもの日と呼ばれる『端午の節句』がありますね。
私は小さいときは端午の節句が男の子の行事だとは知らず、
おばあちゃんに『こどもの日だよー』なんて、
おもちゃをねだっていた頃が懐かしい記憶です。
子供を出産してからは、我が家は男の子しかいないので
ひな祭りはせずに、端午の節句のみになりました(笑)
今回は、2015年の端午の節句はいつなのか、風習についてご紹介します。
端午の節句の由来とは?
端午の節句の由来は
- 端午→午の日
- 節句→始め
という意味で、
2015年の端午の節句は《5月5日火曜日》です。
午という感じの音読みから5になり五月の初めの午の日となりました。
子供たちにおもちゃをねだられますよー(笑)
更にその【端午の節句】が、いつも勝負をしている武士の間で
勝負と尚武をかけて【尚武(ショウブ)の節句】として広まりました。
ところで端午の節句では粽(ちまき)と柏餅を食べることが風習となっていますね。
これはなぜでしょうか?
粽(ちまき)と柏餅を食べる理由
粽の理由
ちまきには、古代中国人の間で、いかにも儒教的ではありますが、
『忠誠心が強い』(漢の国を作った劉邦の部下のようなイメージ)
というイメージがあることから、そのような人間であってほしいという願いがこめられています。
柏餅の理由
柏餅は、柏の葉っぱがなかなか落ちない、
(次の葉が出るまで落ちる事がない)
ことから、
【跡継ぎを絶やさない】というイメージに繋がり、
さらに神事に古くから使われるお供え物のお餅をくるんだ事が初まりのようです。
他にも兜や鎧、鯉のぼりが風習となっていますね。
鎧兜はなぜ飾る?
兜、鎧は武家社会から生まれたもので、
身の安全を願う防具である兜や鎧を奉納するしきたりに由来しています。
現代では『災いから子供を守る』という意味とされています。
更に欠かせない鯉のぼりの由来はというと・・・
鯉のぼりの由来
鯉のぼりは江戸時代の町人階層から始まり、
鯉は生命力が強いので『子供が忍耐強く、強く立派な人になるように』という願いが込められています。
鯉のぼりが町人発とは、
その頃の町人の元気さが伝わってくるようですね♪
では今回のおさらいをしましょう。
端午の節句のおさらい
- 2015年の端午の節句は《5月5日火曜日》
- 端午の節句には、男の子の健康、忠実さ、忍耐強さなど様々な願いが込められている
私は今まで何気なく兜を飾り、鯉のぼりを出し、ちまきと柏餅を食べ、
おもちゃの金額にビクビクしていましたが(笑)
今年からは我が子の男らしい成長を願う、端午の節句にしようかと思います★
なんにしても特別な日にはお金がかかる物です・・(泣)
だけどせっかくなら思いを込めて
端午の節句を祝いたいと心底思いました。
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