我が家で飼って、もうすぐ5年目になる、金魚ちゃん。
この頃、目が白く濁り、目玉が飛び出してきてしまいました。
縁日の時、金魚すくいで偶然すくったオレンジ色でぷっくりとした金魚ちゃん。
すっかり一家のアイドルとして君臨してくれていたのですが、
何だかこの頃は元気がなくて泳ぎづらそうで、とっても可哀想。
何とか治してあげたいと思うのですが・・心配なので、
「金魚の目の病気の原因」・「改善・注意するべき点」・「どんな薬をつかったらいいのか」
など、早速調べてみました。
金魚の目が白くなったり、飛び出したりする原因とは?
目の白濁やポップアイ(目の突出)の原因とは、
主にエロモナス菌による感染した事によるものが多いです。
主に水質の悪化によるもので、水槽内で沢山の金魚を飼育する、
白点病の発症で痒い体をこすりつけ眼球を傷つけてしまう、
PHの異常、悪いバクテリアの繁殖率上昇、敷石の底部や機材が異常に汚れている、
餌の与え過ぎ、免疫力の低下、加齢(白濁のみ)などが一般的にあげられます。
目の白濁の症状とは、目が白く濁る、目の周りや眼球に水泡が出るなどです。
ひどい時には白濁は治らず、失明してしまう事もあります。
ポップアイの症状は、出目金ではない金魚の目玉が飛び出て来る状態です。
眼圧上昇、目が壊死して目玉がとれてしまう、レンズの外側が突出してしまう、などがあり、一度膨らんだレンズは治りにくいと言われています。
我が家の水槽には,2匹しかいないので、それほど水質は悪くないと思い込んでいたのですが、
私の注意不足だったのかな・・ごめんね金魚ちゃん。
さて、早速、具体的な改善策を練ってみようと思います。
目の白濁やポップアイの改善・注意するべき生活環境とは?
ポップアイの改善のための環境改善は以下の通り行いましょう。
- 8割の水替え
- フィルター洗浄
- 0.3〜0.5%の塩水浴(5日間)
- 餌切りは必須
- 水温20度以上でヒーター厳禁
- 回復まで塩水浴や薬浴は毎日(水温合わせと中和の新水に変える)
- 海草、浄化剤、活性炭は取り出しておく
常に早期発見、早期治療を心掛ける事が大切です。
ちなみに、エロモナス菌で発症した時には、病気になった金魚を隔離した方がいいです。
環境の改善は、簡単に実行出来そうです。
環境を適切にしたら、あとは薬なども使い治療していきましょう。
金魚の目に病気が発症した時の治療法
水質が悪い時、少し目玉が出ていたり眼球が濁っていたりする場合は
大体、6〜8割量の水替えをして、フィルターの洗浄をすれば、早ければ大体2〜3日で治ります。
エロモナスによる場合、初期なら「0.5〜0.8%塩水浴」
もしくは「アグテン薬浴」
あるいは「グリーンFゴールド(顆粒)薬浴」で完治する可能性もあります。
中期以上の症状になった場合は「観パラD薬浴」か「0.8%塩水浴+観パラD薬浴」を施してあげてください。
(ちなみにグリーンFゴールドリキッドは効果が無いようです)
まずは薬浴を3〜5日続けて殺菌処理を行ってみてから、
「0.5%塩水浴」に切り替え約1週間程度、薬浴をしてストレスを減らします。
目の周りや、目の中などに充血が有る時には、水深を15cm程、浅くして眼圧を減らしてあげましょう。
治療も簡単に出来そうで良かった♬
これで、金魚ちゃんが元気になってくれるといいなと思います。
それでは今回の内容をおさらいしましょう。
金魚の目が病気になった場合について〜まとめ〜
金魚の目が病気になってしまったら治療の方法は
- 発症個体を隔離して、フィルターや水槽を洗浄する
- 毎日、8割の水替えをする
- 初期「0.5〜0.8%塩水浴」か「アグテン薬浴・あるいはグリーンFゴールド薬」
- 中期「観パラD薬浴」か「0.8%塩水浴+観パラD薬浴」
- 「薬浴」を3〜5日・後に「0.5%塩水浴」に切り替え約1週間様子をみる。
- 早期発見・早期治療をする
となります。
水質をよくする事が基本ですね。
やり方を覚えれば誰でも実行出来そうでよかったです。
これからも、元気で一緒に楽しくすごせたらいいな、すぐに改善するから良くなってね。
これからも、どうぞよろしくね、金魚ちゃん。
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