アロマの効果は色々とあるのですが、実はブレンドする事でその幅は大きく変わるのをご存知ですか?
例えばラベンダーの香りがすると、なんとなくリラックスしますよね。
それもアロマ効果の一つです。
でも、ただリラックスするだけじゃもったいないです。
それに、使い方を間違えるとリラックスしたいのに興奮してきてしまったりします。
これでは意味がないですよね(^^;;
なので、今回はアロマ効果をラベンダーを中心にお伝えしていきます。
目的別のブレンド方法もお伝えするので、読み終わった時にはアロマ中級者になれているかもしれませんよ^^
まずはラベンダーオイル単体で見た時の効果を確認しておきましょう。
これにブレンドしていくことになるので。
アロマ効果〜ラベンダー編〜
ラベンダーのアロマ効果は以下の通りです。
- 鎮痛
- 抗うつ
- 殺菌
- 抗ウイルス
- 感染予防
- 不眠
- 血圧降下
- 緊張緩和
- 肌トラブル
- 駆虫
ラベンダーの効果は実にさまざまです。
精神面での特徴は、躁鬱(そううつ)的な状態や怒りを和らげ中枢神経のバランスをとることです。
「鬱っぽいな〜。」「5月じゃないのに5月病だな〜。」という方にオススメですよ。
さらに美容効果もあります。
特に肌に対しても使いや水のが特徴的ですんね。
ラベンダーの美容効果
肌細胞の成長を促し
- 皮脂分泌のバランス
- 炎症
- かゆみ
に用いられます。
なので、お肌が荒れ気味な時にラベンダーを使うと効果的です。
ちにみに、火傷の際は原液使用も可能なんですよ^^
つまりラベンダーは心でも体でもバランスを失った状態を回復さるアロマオイルなのです。
ちなみに、ラベンダーとスウィートオレンジを混ぜると、すごい効果があります。
これは鳥取大学医学部の浦上教授の研究で明らかになったことなのですが・・。
アロマ効果はブレンドでさらに幅広く
ラベンダーとスウィートオレンジを混ぜたアロマをたくと、認知症の主な原因のアルツハイマー病を予防、改善する効果があると鳥取大学医学部の浦上教授により報告されてます。
具体的には昼間に、ローズマリーとレモンの交感神経を刺激するブレンド、
夜は、ラベンダーとスィートオレンジの副交感神経に作用するブレンドが良いとのことです。
簡単に言うと、昼間は行動的になる交感神経を刺激してイキイキするためにローズマリーとレモンのブレンドを使い、
夜は1日の疲れを癒すためにリラックスしたいわけですよね。
リラックスするためには副交感神経を刺激したいのでラベンダーとスウィートオレンジのブレンドが効果的、と言うわけです。
すでに認知症の人の改善、予備軍の40~50代の予防にも良いとされています。
リラックスすると筋肉が緩むので高血圧にも効果的ですし、
筋肉が緩めば血流が良くなるので、体全体に必要な栄養素や酸素が供給されやすくなります。
なので、いろんな意味で健康になるのは当たり前ですよね。
個人的には、最近女性にも多い薄毛にも効くと思っています。
薄毛の方って頭皮硬いんですよ。
つまり、頭皮の血流が悪いんですね。
そしたら毛根に栄養が行きにくいので薄毛になりやすくなるのは当たり前なんです。
※あくまで個人の見解ですが。
アロマで血流が良くなれば頭皮にも今までより栄養が行きやすくなるので、
薄毛も改善されるし、髪も美しくなるでしょう。
でも、アロマの使用方法にはご注意を。
変に使うと全然違う神経を刺激しかねません(^^;;
具体的にお伝えしますね^^
バランス良く健康体になるアロマの使い方
使用方法は、アロマペンダントやディフューザーで香りを拡散させ吸入する事です。
→アロマペンダント
ブレンドの比率も重要です。
- 昼(交感神経刺激):ローズマリー2滴&レモン1滴
- 夜(リラックス):ラベンダー2滴&スィートオレンジ1滴
です。
昼と夜に2時間ずつ芳香しましょう。
誰もが簡単にできて副作用も少なく取り入れる方法は吸引以外にも
- マッサージ
- 沐浴
- 手浴
- 足浴
など様々あります。
アロマセラピー(芳香療法)で、リラックスしながら認知症対策が出来るのは、これからの高齢化社会では注目されることになると思います。
前述の通りラベンダーには様々な効果があるので、それをどう取り入れたら効果的か特別にレシピを公開しちゃいます^^
効果別アロマラベンダーの使い方
認知症の予防、改善には?
認知症の予防、改善には認知症ブレンドスプレーが効果的です。
材料
昼用スプレー
- 無水エタノール10cc
- ローズマリー8滴
- レモン7滴
- お水90cc
夜用スプレー
- 無水エタノール10cc
- ラベンダー8滴
- スウィートオレンジ7滴
- お水90cc
空気の浄化、風邪予防には
空気清浄スプレー
- 無水エタノール10cc
- ラベンダー5滴
- ティートリー5滴
- ユーカリ5滴
- お水90cc
※朝のお掃除後にお部屋にスプレーすると、夜の間こもった気を浄化するとともに、抗ウイルス作用で風邪予防にもなります。
肩こりを解消したい場合は
肩こり解消オイル
材料
- ココナッツオイル20cc
- ラベンダー4滴
- ローズマリー4滴
バスソルト(5回分)
材料
- 粗塩50cc
- サイプレス10滴
- ラベンダー20滴
※バスソルトは、湯船に入る寸前に入れる方が香りを楽しめます。
アロマを上手く活用する事で、嗅覚細胞を刺激出来ます。
すると大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)にある古い記憶や本能行動に結びつき・・どうなると思いますか?
身体に生理的反応が現れるのです。
大脳辺縁系とか言っちゃうと難しく聞こえますが、要するに本能的な脳と思って下さい。
ダイエット中にチョコレートを食べたいのは大脳辺縁系で、
食べるのを我慢する理性は大脳新皮質(だいのうしんひしつ)と呼ばれますが、この辺の名前はどうでもいいです今は。
で、大脳辺縁系の中の古い記憶や本能に結びついて体に効果が出て、
次に脳の中の視床下部へ伝わり 自律神経、免疫系を調節する都いう仕組みとなっています。
難しいですね、この辺。
書いてて自分が教授に思えてきました(笑)
簡単に言うと、アロマをやると、健康になりますよ!って事です。
ほんとに簡単に使える こんなに便利なアロマセラピーですが、実は日本では雑貨扱いなので使用は自己責任となっています。
そして、オイルの種類、品質、価格も様々です。
安心できるショップや会社のものを選びましょう。
アロマオイルを買ったら保存方法にご注意ください。
アロマオイルの保存方法
スィートオレンジ、レモン
光毒性があるので 皮膚に塗布してからは12時間日光に当たらないように。
ラベンダー
妊娠初期は使用禁止、低血圧の人は運転前には使わない。
ローズマリー
高血圧の使用禁止
精油によっては禁忌事項もありますので 書籍なども参考にして使用されてください。
アロマの効果を色々と説明て行きましたが、大体大丈夫そうですか?
使い方を間違えないように最後に簡単におさらいしておきましょう。
アロマの効果〜まとめ〜
さて、今回はアロマの効果をラベンダーを中心に書いてきました。
ラベンダーには以下のような効果がありましたね。
- 鎮痛
- 抗うつ
- 殺菌
- 抗ウイルス
- 感染予防
- 不眠
- 血圧降下
- 緊張緩和
- 肌トラブル
- 駆虫
さらに、用途別に
- アルツハイマー
- 認知症
- 肩こり
- 空気の浄化
など使用方法は様々でした。
雑貨屋やジョンマスターとかに行ったりすると、いろんな香りのオイルやボディークリームが販売されていますよね。
1日の癒しにリラックス効果の有る香りを使って眠りにつくと、眠りの質が全然変わりますよ。
1日の始まりには交感神経刺激スプレーを使えばさらにハツラツと1日を充実させられる事でしょう。
ぜひ試してみてください^^
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