お医者さんがエコーをお腹に当ててモニター見ながら「お母さん、この子逆さまになってますねえ」と言われたらちょっとショックですよね(-。-;
「え?私の赤ちゃん普通じゃないの?」なんて心配はしなくてもいいんですよ。
逆子の原因は医学界でも明らかになってないのです。
とにかくお母さんのせいではないので、落ち込まないで下さいね。
ここではそうした、妊娠中に逆子と言われたお母さんの不安がなくなるようなお話をしていきたいと思います。
逆子が治らない原因
逆子の原因は医学界でも実は不明なのですが、予想されるものが三つあります。
- 子宮の形
顔と同じで子宮の大きさや形も十人十色のようで赤ちゃんが楽な姿勢で収まると逆子になる場合があるわけです。 - 受精卵の着床位置
赤ちゃんが育ち始める胎盤の位置の具合で逆さでないと大きくなれない場合があります。
これはたまたまそうなるので仕方ありません。 - 多胎児
普通は一人用のお母さんのお腹に、何人も収まらなければいけないので中には逆さになってしまう子もでてきます。
これらは赤ちゃんの選択ですから、体操では直りにくくまた、体操をしない方が良いというドクターもいます。
逆に、臨月に入ってから、何もしないのに逆子が直る人もいます。
ではその確率はどのくらいなのでしょうか?
逆子が治らない確率
妊娠30週までは半分ほどの赤ちゃんが逆子というドクターもいます。
赤ちゃんが小さいうちは回転しやすいので、直りやすいのですね。
臨月まで逆子でいる子は5%ほどとの事です。
ところで、逆子が直らないとどういうデメリットがあるのでしょうか。
逆子が治らないと帝王切開?
お母さんの一番の不安は、逆子が直らないと帝王切開になってしまうのではないかと、いう事だと思うのです。
帝王切開はお腹を切るので大きい手術のようで怖い気がしますよね。
けれど、逆子だから必ずしも帝王切開になるとは限りません。
子宮内の赤ちゃんの姿勢しだいで普通分娩も十分可能です。
普通分娩で逆子がなぜ不利なのか?
お産の際に赤ちゃんが一番大きい頭から出てきてくれればあとの体が産道を通りやすいですよね。
でも逆子で足から出てくると、広がってない産道に頭が引っかかってしまう恐れがあるのです。
難産になりやすいという事ですね。
なので、赤ちゃんのお尻が子宮口を塞いでいるような姿勢なら、普通分娩も可能です。
それはドクターや助産師さんによく診てもらうといいですよ^^
ここまでのお話でお母さんの不安を少しでも取り除くことができたでしょうか?
逆子体操の効果とコツといつからいつまで治るか?もご参照ください。
最後に今回お伝えした内容をおさらいしておきましょう。
逆子が治らない原因と確率〜まとめ〜
今回お伝えしたことは
逆子になる原因で考えられることは。
- 子宮の形
- 着床(胎盤)の位置
- 多胎児
という事で、赤ちゃんが楽な姿勢なので直すのは難しい。
そして
- 逆子が臨月まで直らない確率は約5%
- 逆子だからといって必ず帝王切開になるわけではない。
でした。
最近は理想の出産ができなかったと思って産後うつになってしまう人も多いと聞きます。
お産は十人十色、百人百色です。
命を懸けた出産に違いはありません。
逆子と言われてもどうぞ、おおらかな気持ちで出産までの時間を過ごし下さいね。
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