お産が済んでほっとしたのも束の間。
赤ちゃんのお世話があるのにおしりが痛くて座るのも一苦労!
トイレに入ると出血してしまうー。
こんな症状のママはあなただけではありません。
実は以外に多いのです。
これは「痔」が原因なことが多いのです。
そこで今回は産後にかかりやすい「痔」の対策についてお話したいと思います。
産後に痔で出血するなら
産後のママは母乳を出すため水分不足になり易いですよね。
その上育児に追われて睡眠不足やストレスにさらされるので便秘になりやすくなっています。
そこでトイレできばってしまい、おしりが切れたり(切れ痔)
おしりの鬱血(うっけつ)を招いて部分的に腫れてしまう(いぼ痔)事になります。
とりあえず出血を防ぐには、おしりにかかる負担を減らしましょう。
排便の後は、ウォシュレットがあれば積極的に活用して下さい。
紙で拭く場合も極力おしりを刺激しないように、擦らないようにします。
しかし、それだけでは痔はなかなか治ってくれませんね。
それ以外にできることは何があるのでしょうか?
産後の痔が治らないなら
まずは便秘の原因を減らすよう努めます。
母乳で水分不足の解消には水分補給ですよね。
水を飲むだけでなく、水分の多い食事を心がけるのもいいですよ。
便秘解消のためには根菜など食物繊維が有効とされています。
特に具だくさんの汁物を食べるのはおススメです。
さらに、便秘に大敵なのは「冷え」です。
下半身を温める工夫をしましょう。
産後すぐは湯船に浸かれないので、シャワーではおしりを十分温めます。
それでも直らない場合はどうしたらよいでしょうか。
産後の痔は手術で治す?
産後の痔はひと月ほどで収まる場合が多いものです。
ひと月するとママの産後検診があります。
その時によくドクターに様子を診てもらいましょう。
市販のお薬もありますが母乳の場合、使わない方がいいお薬もあるのでドクターに適切なお薬を処方してもらう方が安心です。
あまりひどい時は手術も考えますがこれもまた麻酔などで母乳に影響します。
なので手術は最後の手段としてしばらくはお薬で様子をみましょう。
でも、本当に大変なときには早めに病院に行かれてくださいね(^^;;
いぼ痔が心配でしたら産後いぼ痔の治し方!痛いなら治療を!をご参照ください。
産後の痔の対処法〜まとめ〜
産後の痔のポイントは
- 産後は痔になることが多い。
- 出血には排便時にウォシュレットなど使いなるべくおしりを刺激しないようにする。
- 便秘をしないような食生活を心がける。
- それでも収まらない時はドクターに薬を処方してもらう。
でした。
いつまでも痔が治らないと、痛みでせっかくの赤ちゃんとの日々も楽しむどころではなくなってしまいます。
産褥期のママはただでさえ睡眠不足などで体が弱っているのです。
つらい時は大いにパパやおばあちゃんに甘えて、まずは体の回復を図りましょう。
この記事へのコメントはありません。