二人目を授かって無事出産、やれやれと思っていたママに立ちふさがるように現れたりするのが上の子の「赤ちゃん返り」だったりします。
下の子のお世話に大変な時にこんなことになってはママのメンタルも体力も落ちる一方ですね。
そんなママに元気を出してもらおうと赤ちゃん返りへの対応など調べてみました。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
赤ちゃん返りした2歳児・・。
下の子が生まれた時、上の子の対応で悩んでしまうものですが一番困ることで多いのが、「上の子が赤ちゃん返りする」ということのようです。
ようやく赤ちゃん卒業と思っていた上の子が・・・と思えば思うほど溜息ですよね。
ではまず上の子の「赤ちゃん返り」の様子を見てみましょう。
赤ちゃん返りの症状はどんなものがある?
赤ちゃん返りは、その名の通り赤ちゃんのような態度をとるようになることですので、せっかく外れたおむつがまた必要になる、おむつをつけろと言ってくる。
あかちゃんと同じにおっぱいを欲しがる今まで、自分で食べると言って聞かなかったほどの子が食べさせてと言う・・などです。
そして指しゃぶりも頻繁になったりします。
下の子に手がかかるママにとってこれはしんどいですよね。
そんな「赤ちゃん返り」。
一体いつまでつきあえばいいのか・・となります。
赤ちゃん返りはいつまで続く?
下の子が産まれると上の子がすぐにでもお兄ちゃんお姉ちゃんになるように錯覚しがちですが2歳と言えば、やはりまだ赤ちゃんなのです。
上の子にとって生まれてきた赤ちゃんはママを独占してしまう存在に感じられるでしょう。
そのママを取り返すための行為が赤ちゃん返りだと思われるので上の子が「ママは赤ちゃんに取られた訳ではない」と納得した時に赤ちゃん返りは自然になくなっていくようです。
ではどうやったら上の子に納得してもらえるでしょうか。
赤ちゃん返りの対応方法
今までできていたことができないなんて、ママにはがっくりですね。
そんな時でも「そんな赤ちゃんみたいなことやめなさい」と言っても逆効果です。
「食べさせて」と言ったら食べさせてあげましょう。
「おむつつけて」といったらつけてあげましょう。
できるだけ甘えさせてあげましょう。
「甘やかしになるのでは?」
大丈夫です。
甘えてこない時に手を貸したり与えたりすることを「甘やかし」というのです。
子どもが甘えて来る時は十分甘えせてあげて下さい。
そして、赤ちゃんのお世話のお手伝いをしてもらいましょう。
お手伝いしてくれたら大いに褒めてあげて下さい。
そうしているうちに「ああ、ママは自分を見ていてくれる。赤ちゃんは守るべき存在なのだ」と、上の子が思ってくれるようになったらママの作戦は大成功です。
それにしてもなぜ2歳児に「赤ちゃん返り」が多いのでしょうか。
赤ちゃん返りの原因は?
2歳児というのは自我が芽生え始める頃でいわゆる「いやいや期」の時期なのです。
今までママの言う通りされるがままにいた自分にママとは違う気持ちが生まれてくるのですね。
「自分はこうしたい」「自分だけママに見て欲しい」こういう欲求が出てきて、ママの気を引こうと赤ちゃん返りが始まるものと思われます。
つまりこれも立派な成長のひとつの過程という訳なのですね。
最後にここまでのおさらいをしておきましょう。
赤ちゃん返りの症状と原因、対応法まとめ
ポイントは
- 赤ちゃん返りは2歳頃が多い。
- 赤ちゃん返りの症状は、おむつをつけたがる、食べさせてもたらいたがる、指しゃぶりが増えるなど。
- 赤ちゃん返りは、上の子が自分の存在を認めてもらったことが分かると収まってくる。
- 赤ちゃん返りの対処法は、上の子が甘えて来た時に甘えさせてあげる。
- 赤ちゃん返りの原因は、2歳児特有の自我の芽生えにあり、成長の証。
です。
どの年齢のどんな関係でも小さい子どもを何人もお世話することの大変さはそれぞれにあると思います。
けれどそれはみんな子どもの成長のしるしでありママも子どもも必ず乗り越えることができます。
大切なのはママがいつでも元気でいられることだと思います。
家事なんか手抜きして、今しかできない育児を楽しんで下さいね^^
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