注意していたつもりでも、赤ちゃんにあせもが出来てしまう事はありますよね。
そんな時、どう対処すればいいのでしょか?
あせもが痒くてかいてしまっていたら、あせもは酷くなるばかり。
早く治してあげたい。
そう思うのが親心です。
そこで今回は
- あせもの治し方
- あせもの予防法
について詳しくお伝えします。
まずは治し方についてみていきましょう。
赤ちゃんのあせもはプロペトが有効?
赤ちゃんの「あせも対策」としてよく聞くのがプロペトです。
プロペトとはアトピー性皮膚炎の治療に使われることが多い「ワセリン」をベースに作られた塗り薬です。
保湿のために使うのではなく、肌にフタをして水分の蒸発を防ぐためのものと考えるのが正しいでしょう。
さて、そのプロペトが「あせも」に有効なのか?という事ですが、
プロペトはアトピーの治療以外にも皮膚の保護剤やスキンケアに使われます。
従って「あせも」にも充分効果があると言われています。
→プロペトホーム 100g【第3類医薬品】
ただ、気をつけないといけないのは、プロペトをつけただけの肌で直射日光の下に出たり、紫外線を浴び続ける事です。
これはやめたほうがいいでしょう。
ワセリンの成分が入っているものは全て「石油系オイル」の仲間です。
太陽に当たると焼けやすくなる、あるいは色素沈着の原因になるかもしれないからです。
ワセリンの仲間であるプロペトにも当然同じことが言えます。
このように「あせも」になってからの対処法は、いくつかあります。
ですが、そもそも「あせも」にならないための対策にはどんなものがあるのでしょうか?
→赤ちゃんの夏のお風呂はシャワー?湯船?汗疹かぶれに要注意!
赤ちゃんのあせも対策
「あせも」にならない為には汗をかきすぎない。
尚且つ、清潔な肌をなるべく長く保つことの出来る環境を作ってあげることです。
赤ちゃんはか弱く愛おしい大切な存在。
全然関係ないですが、テレビ番組でも反響を呼んだこの動画をご存知でしょうか?
涙が・・・。
大切な赤ちゃん、あせももなんとかしてあげたい。
汗を全くかかないのもいけませんが、汗をかいた状態が長時間続くことが一番いけないことです。
赤ちゃんというのは、大人の約2倍汗をかくと言われています。
ですが、赤ちゃんは暑いと感じても、それをお母さんに伝える手段がありません。
赤ちゃんは自分で汗を拭くことも出来ないし、服を着替えることも出来ません。
その為に普段から何かと気をつけてあげないといけません。
赤ちゃんの肌を守れるのは一番近くにいるお母さんやお父さんだけなのですから。
ところで、ワセリンをそのままつか方がいますが、それは正しいのでしょうか?
赤ちゃんのあせもにワセリンは効く?
ワセリンは石油系オイルが原料と前にも書きました。
赤ちゃんの肌の保湿にも使われるワセリンは、やや黄色みがかったものが多いですよね。
でも、私たちが病院や薬局で見るのは、多くが白色ワセリンかプロペト、あるいはサンホワイトという名前の無色透明のワセリンです。
これらはワセリンの不純物を無くした刺激性の少ないものの事です。
ワセリン⇒白色ワセリン⇒プロペト⇒サンホワイトの順に不純物は減っていくのです。
よく聞かれるワセリンとプロペトの違いは不純物が含まれている量の違いでもあるんです。
ですので、もちろんワセリンそのものも効果はありますよ^^
赤ちゃん用ならこれがおすすめです。
→ベビーワセリン 100g
薬剤が中に入っていない事から副作用の心配が少ないというのも多くのお母さんに使用されている理由だと思います。
お医者さんから処方してもらう薬もあれば、ドラッグストアなどで買える市販の薬もあります。
処方された薬に対して市販の薬というのは、誰でもすぐに買えるという点からも「これで効くのかなぁ?」というようなイメージが残る方もいらっしゃるようです。
そんな中、市販で購入できる汗とり対策に「アセピタ」があります。
赤ちゃんのあせもにはアセピタ?
アセピタとは汗を吸収してサラサラが続く汗取り用パッドです。
これを赤ちゃんのあせもができる前の「汗とり対策」として使えないか、と考える方もいるかもしれません。
汗を吸収するために作られたものなので、人体に害があるとは考えにくいでしょう。
ただ、商品説明の欄には「妊婦・産後の方、現在医師の治療を受けている方、香りのアレルギーをお持ちの方はご使用をご遠慮ください」という注意書きがあります。
成人に対しての注意なので赤ちゃんに適用されるかどうかは分かりませんが、心配なら使用しないほうがいいでしょう。
以上、現在有効とされている「赤ちゃんのあせも対策」をお伝えしました。
汗をかいていないか服を着替えさせたり、こまめにチェックしたりと、お母さんの役割は大変です。
不安にかられることも多いと思います。
そんなお母さんの為に書いた今回の内容をまとめます。
赤ちゃんのあせも対策まとめ
今回お伝えした赤ちゃんのあせも対策は以下のとおりでした。
- あせもができてしまったらプロペトなどの石油系オイルが成分に含まれる「ワセリン」の仲間が有効である。
- あせもにならない為には清潔な肌を長く保つ。
汗をかいている時間をなるべく短くする。 - プロペトが効くならワセリンは効く。
ワセリン⇒白色ワセリン⇒プロペト⇒サンホワイトの順に不純物は減っていく。 - アセピタは「汗とり」としての効果は期待できるが、使用上の注意をよく読むこと。
以上の4つでした。
こうして赤ちゃんのためにあせも対策を調べているママは責任感と愛に溢れた素敵なママですよね。
きっといい子に育ちますよ^^
子育てに困った時はまた遊びに来てください。
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