今ではエコー検査で出産前に分かるのが口唇口蓋裂です。
出産前に分かった時はパパママにとってショックも大きかったことでしょう。
しかし、どうぞ安心して下さい。
この症状は、治療期間が多少長くなるものの必ず治りますからね。
出産前に分かることのメリットは、早くから治療の準備を始められることにあります。
そこでパパママのその準備に役立つ情報をお知らせしますね。
今回お知らせするのは
- 口唇口蓋裂の原因
- 口唇口蓋裂の治療のながれ
- 口唇口蓋裂の治療にかかる費用
です。
口唇口蓋裂の原因は喫煙や遺伝子?
生まれつきの異状を持った赤ちゃんが生まれると自責の念で苦しむママがいかに多いか。
自分のおなかで育ったのですから、その気持ちはわかります。
けれど、医療の発達した現在でも、原因不明の異状はとても多いのが事実。
口唇口蓋裂も3割が、喫煙、風疹、遺伝が原因とも言われています。
しかし、7割はやはり原因不明なのです。
口唇口蓋裂は500人に一人という発生確率との事。
こちらのニュースをご覧ください。
パパママのする事は原因の追究ではありません。
それでは口唇口蓋裂の治療の流れを見てみましょう。
口唇口蓋裂の手術の費用と跡について
唇が割れているものを「口唇裂」上あごが割れているものを「口蓋裂」と言います。
これを合わせて持ってくる子が多いので「口唇口蓋裂」と呼びます。
これらは症状の重さも様々なので、治療も症状の程度によって違ってきます。
生まれたばかりの赤ちゃんが最初の困難に会うのがおっぱいを飲むことですね。
そこで赤ちゃんのお口の形に合わせた補助具を使うことになります。
赤ちゃんが全身麻酔に耐えられる頃(6㎏くらい)になったら形成手術のスタートです。
口唇口蓋裂は見た目だけでなく、呼吸や食事、発声の障害にもなります。
そこで、手術は年齢に応じて数回。
加えて必要な場合は言語訓練、歯列矯正も同時進行で行われます。
多くは成人までの長い治療期間になってしまうでしょう。
けれど、治療を完了した後は、本人が自己申告しなければ分からないくらいまでに治りますよ^^
薬の飲ませ方は赤ちゃんの薬の飲ませ方!3つのマル秘テクニックとは?!をご参照ください。
「成人までにかかる治療費」でもひるむことはありません。
何かと言われる日本ですが、医療制度はいろいろあります。
次はそれをお伝えします!
口唇口蓋裂の治療費に保険はきく?
口唇口蓋裂は健康保険に入ってる赤ちゃんが受けられる制度がいくつかあります。
まずは乳幼児医療制度があります。
これは地域によ��て受けられる期間が異なりますが、最初にこれが使えます。
乳幼児以降、18歳未満までは「自立支援制度」の「育成医療」を使いましょう。
そして19歳以降は同制度の「更生医療」を使うことができます。
自立支援制度は基本的に1割負担で治療が受けられます。
ただ、ご家庭の所得で変わることもありますので確認してみて下さい。
尚、入院中にかかるベッド代などは保険が効かないので要注意ですよ〜!
それでは最後に今回のポイントをおさらいしておきましょう。
口唇口蓋裂のまとめ
今回はお伝えしたポイントは以下の通りでした。
- 口唇口蓋裂の原因は7割が原因不明。
- 口唇口蓋裂の治療は成人までかかるが、きれいに治る。
- 口唇口蓋裂の治療費は
- 乳幼児医療制度
- 自立支援制度の「育成医療」と「更生医療」
で、カバーできる。
でしたね^^
少しでもパパママの憂いが軽くなりましたでしょうか?
長い治療は辛いことも多いと思います。
でも、こうした子は強くて優しい子になりますよ^^
完治を目指して乗り越えて行って下さい。
子育ては遊び方も大事です。
6ヶ月の赤ちゃんの遊びとおもちゃ♬笑顔たくさんの子育て術も参考にされてみてください。
子育てではたくさんの子育て情報をお伝えしています。
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