「赤ちゃんできたかも」そう思って産婦人科で陽性反応を確かめると、お医者さんにまず聞かれることがあります。
「最終月経日の始まりの日はいつですか?」
お医者さんはこれで出産予定日を逆算して計算するのです。
どんな計算か興味ありますよね。
そういうママのために、出産予定日の逆算計算方法をご紹介しますよ。
出産予定日逆算算出法
予定日算出のカギは排卵日にあります。
女性の生理周期は人によってまちまちですよね。
でも、排卵から月経の初日まではおおよそ誰でも14日と決まっています。
それで月経最終日の初日が大切なのです。
つまり、月経最終日の初日から14日引いた前15日めが排卵日となります。
この排卵日+38週(266日)を出産予定日としているのです。
「カレンダーめくらないと判らないよ、めんどくさいー!」
そんな人にはこんな方法もあります。
- 最終月経日の月-3または+9が出産月
- 最終月経日の初日+7が出産日
これを「ネーゲレの概算法」といいます。
月経日の記憶が曖昧だったりする事もありますよね。
そんな時お医者さんはどうやって、予定日を決めるのでしょうか?
まだ妊娠検査をされていない場合はこちらをご覧ください。
※妊娠検査薬で陽性がだけど体温が低い?妊娠基礎知識!
出産予定日超音波胎児計測
これは妊婦さんにはお馴染みのエコー診断ですね。
胎児は7~8週目まで、発育に個人差があまりない時期なのです。
そこで胎児の頭からお尻の長さ(頭殿長といいます)を測って予定日を算出します。
また、12週以降の胎児は、頭の幅と太ももの骨の長さから予定日を推定するのです。
これを「超音波胎児計測所見」と言います。
「何か最近太って来たね」と言われた近所の生理不順の人。
もしかしてと思って受診したらすでに妊娠7ヶ月だった!
その人もエコー診断で予定日を決めてもらった訳ですね。
でも、周りの人で出産予定日ちょうどに生まれた人っていますか?。
先輩ママに聞いても、早かった人遅かった人ばかりではないですか?
あくまでも「予定」の日だからなのですが、どのくらいまで誤差があるものなのでしょう。
正産期とは?
「正産期」とは予定日の誤差の範囲で、正常な範囲のことです。
出産予定日の3週間前と2週間あと(37週0日~41週6日)を「正産期」としています。
この期間なら赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくないという事ですね。
これを見ると、出産準備は意外と早くしておいた方がいいと判ります。
どうしたら出産が始まるのか、実のところよく解ってはいないのです。
出産のスイッチはどうやら赤ちゃん自身が持っているそうですが・・だからでしょうか。
「早く生まれてー」とおなかに話しかけたら次の日生まれた。
なんていう話は結構あるのです。
妊娠は本当に神秘的ですね。
出産予定日算出方法について~まとめ~
実はこれを書いている私、予定日ピッタリに産まれたひとりなんですよお。
統計では予定日ピッタリに産まれる赤ちゃんは2割だとか。
だからといって、何がどう違うという事はないんですよね。
予定日は気になって当然です。
でも「この日に産まなきゃ」なんてプレッシャーはやめましょうね^^
結局は赤ちゃん次第なのですから。
育児と子育てでは役立つ子育て妊娠情報をお届けしています^^
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