乳児が数日間、ウンチをしていないことに気付いたことはありませんか?
一般的に母乳育児は便秘になりにくいと言われていますが、なる子はなります。
私も一児の母親ですが、母乳育児にもかかわらず乳児時代は週に1~2週間に一度しかウンチをしない子でした。
乳児本人は元気そうなので、心配しすぎかしら…。
乳児のお腹って、もともと出てるものだけど、便秘でパンパンなのかも…。
毎日いっぱい飲んでるはずなのに、出さないで大丈夫かな?
そんな感じで、しばらく様子見した方がいいのか、病院に連れて行くべきか悩む訳です。
そこで家庭でできる乳児の便秘対策と解消法を調べてみましたので、参考にしてください。
まずは原因を学びましょう。
そうすれば対処できますよね^^
乳児の便秘は母乳でもなるのはなぜ?
母乳はミルクと違い、どのくらい飲んだのか分からないですよね。
たくさん飲んでいると思っていても、おっぱいの出が悪くて実はあまり飲んでいない(=飲めていない)ことがあるんです。
そうすると当然、ウンチの量も減りますよね。
それを便秘だと勘違いするママがたくさんいるようです。
この原因の場合、乳児の体重の増え方をチェックすると分かります。
母子手帳にパーセンタイル値(成長曲線)と言うグラフがありますので、このグラフで確認します。
該当する月齢を見て、範囲内で順調に増えているようなら問題ありません。
またおっぱいを飲んでいない他の理由として、おっぱいがおいしくないと言うのがあります。
カレーなどの香辛料の強い食材は、母乳の味に影響がでるらしく、これを嫌う子もいます。
そういった食材は避けるようにしましょう。
また、母乳を詰まらせる食品も避けましょう。
甘いものや揚げ物、肉、乳製品が該当します。
母乳の出が悪いと、疲れて寝てしまったり、吸うのをやめてしまう子もいます。
ママ自身もおっぱいが張ってしまうとつらいですよね。
それでも食べたくなる時があります。
そんな時は、ストレスをためてしまう前に少しだけ楽しむようにしましょう!
母乳はママの体調の変化でも影響が出ます。
ストレスも良くないですが、身体を冷やしたり、無理なダイエットは禁物です。
それでも、やっぱり便秘になってしまったときはどうすればいいのでしょう?
どこの家庭にもある、あのアイテムで解決できるかもしれません。
あのアイテムとは?
次の項目でチェックしていきましょう!!
https://goodidea.okinawa/archives/330.html
乳児の便秘は綿棒一本で解消できる!
それは「綿棒」です!
きっとどのご家庭にもありますよね。
この綿棒で乳児の肛門に刺激を与えて(=綿棒浣腸)、排泄を促します。
肛門に刺激だなんて、どうやるの??
緊張しますよね。
でも、やってみれば意外と簡単です。
ただし、注意事項がありますので確認していきましょう。
準備するのは次の3つです。
1.大人用の綿棒
大人用の普通サイズの綿棒です。
乳児用の綿棒は、細くて適度な刺激を与えにくく、そのうえ硬いので粘膜を傷つけてしまうかもしれませんのでNGです。
大人用のを柔らかくほぐして使用しましょう。
2.ベビーオイル
浣腸する際に潤滑油として綿棒に浸して使います。
代わりにワセリンやオリーブオイルでもOKです。
3.新聞紙など
綿棒浣腸は即効性がありますので、とたんに排泄する子もいます。
慌てる前に汚れても構わないように新聞紙などを引いておきましょう。
準備は整いましたか?
それでは次は、タイミングと具体的な方法を確認していきましょう。
綿棒浣腸のタイミングと方法
腸の活動が活発になるのは、食後30分くらいです。
そのくらいが効果的に行えるでしょう。
乳児の機嫌がいいことも大事ですね。
いい条件がそろったら、以下の手順でいざ綿棒浣腸してあげましょう。
1.乳児を仰向けに寝かせ、足を広げる。
機嫌が良くてリラックスしているときにします。
始める前に新聞紙を引いておきます。
2.用意した綿棒にベビーオイルを浸す。
少ないと摩擦で痛くなります。
滴るくらいたっぷりと浸してあげましょう。
3.肛門に綿棒を当て、ゆっくりと円を描くように挿入する。
臆することなく、挑みましょう。
乳児がケロッとしていたら大丈夫です。
綿棒の頭が入ったくらいでストップします。
泣いたり明らかに嫌がっていたら、いったん中断してください。
痛いのかもしれないので、オイルの量を確認してもっと優しくしましょう。
4.綿棒で円を描きながら、時々お腹を優しくマッサージする。
しばらくやさしく円を描きます。
おへそを中心に手のひら全体で「の」の字を描くように優しくマッサージします。
5.綿棒を抜き、指の腹で肛門を押えて刺激する。
15~20秒ほどくるくると刺激したら、ゆっくりと引き抜きます。
最後に指の腹で肛門を押すように優しく刺激します。
人に浣腸する機会なんてあまりないですよね。
ましてや繊細な乳児相手です。
オイルをたっぷりにして、慎重に優しくを念頭にしてあげましょう。
ところで、便秘の乳児っておならの回数が多いと思いませんか?
これにはちゃんと理由があるようです。
その理由とは何でしょうか?
乳児が便秘でおならが多い理由
便秘になると、腸内に便がたまります。
そのたまった便からガスが発生し、おならとして排出されます。
この場合、便秘の期間が長いほど臭いおならになります。
また、母乳の出が悪くて空気をたくさん飲んでしまったためにおならがたくさん出ることもあります。
どちらの原因であっても、先にあった「の」の字マッサージが有効です。
便秘が解消されると、おならの回数も減ってくるはずです。
https://goodidea.okinawa/archives/1841.html
乳児の便秘解消法~まとめ~
長くなってしまいましたが、便秘に有効な綿棒浣腸について簡単にまとめてみましょう。
大事なことは以下の通り。
準備するもの
- 大人用の綿棒
- ベビーオイルなど
- 新聞紙など
手順
- 仰向けに寝かせ、足を広げる。
- 新聞紙等を引き、綿棒にベビーオイル等を浸す。
- 肛門に綿棒を当て、ゆっくりと円を描くように挿入する。
- 円を描きながら、時々お腹をマッサージする。
- 綿棒を抜き、指の腹で肛門を押えて刺激する。
乳児の便秘を防ぐためにママとして母乳の出が良くなる努力も必要ですが、それでも便秘になってしまったら病院に行こうか悩む前にまずはご家庭で綿棒浣腸を試してみてくださいね!
優しく、ですよ^^
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